アルコールチェックが義務化されます！準備はもうされましたか？

２０２２年１０月から、一定台数以上の白ナンバー車を保有する事業者への

運転前の「点呼」や「アルコールチェック」を義務化する改正道路交通法施行規則が施行されます。

 

【対象事業者】

乗車定員が１１人以上の自動車１台以上を保有する事業者

または

その他の自動車5台以上を保有する事業者

※自動二輪車（原動機付自転車を除く）は１台を０．５台として計算

 

【準備しなければいけないこと】

①安全運転管理者の選任

自動車の使用の本拠地（事業所等）ごとに、自動車の安全な運転に必要な業務を行う者として

安全運転管理者の選任を行わなければなりません。

自動車の保有台数に応じて、副安全運転管理者の選任が必要になります。

安全運転管理者・副安全運転管理者になるには一定の要件があります。

 

②安全運転管理者の届出

・安全運転管理者を選任した時は、その日から１５日以内に

安全運転管理者の届出事業所を管轄する警察署に必要書類を提出してください。

・安全運転管理者の制度に関するご不明点は、都道府県警察のHPを

ご覧いただくか警察署へお問い合わせください。福岡県警のHPはこちらから。

 

③アルコール検知器の用意

国家公安委員会が定めるアルコール検知器を用意してください。

国家公安委員会が定めるアルコール検知器とは、呼気中のアルコールを検知し、

その有無またはその濃度を警告音、警告灯、数値等により示す機能を有するものであれば足り、

特段の性能上の要件はありません。

 

 

２０２１年６月に、下校中の小学生５人の列に飲酒運転の大型トラックが突っ込み、死傷させる事故がありました。

本当に取り返しがつかないことです。

同じことを二度と繰り返さぬよう、やるべきことをやりましょう。